2025年9月13日(土)、愛媛キャリアコンサルタント協会(ECCA)主催による初の試みとなる「HBMSチャレンジえひめ」を開催しました。当日は社会人・大学生あわせて21名が参加し、愛媛県内はもちろん、山口県や岡山県からもご参加をいただきました。
午前中は、県立広島大学大学院経営管理研究科ビジネス・リーダーシップ専攻(HBMS)より江戸先生をお迎えし、「マーケティング」に関するご講義をいただきました。続いて、HBMS修了生である八天堂ファーム代表取締役の林社長から、プロジェクト研究を基にした現在のビジネスにつながる実践報告をご紹介いただきました。
午後のグループワークでは、社会人と大学生が混成チームとなり、**「JR松山駅の活性化のために必要な機能・施設について考える」**というテーマに挑戦しました。松山駅は愛媛の人々にとって身近であり、旅の玄関口でもあります。現在、駅周辺地域の再開発が議論される中、参加者一人ひとりが「自分ならどのように松山駅を活性化させるか」を真剣に考え、グループごとに具体的な提案をまとめ、発表しました。
この取り組みは、ビジネススクールで実践されている「プロジェクト研究」を簡易的に体験する場となり、立場の異なるメンバーが協力し合うことで、多様でユニークなアイデアが生まれました。さらに、休憩時間や昼食の場では、社会人同士の異業種交流や学生と社会人の交流も自然に広がり、学びとネットワークづくりの両面で大変有意義な時間となりました。
【参加者の声】(一部)
- 初めての参加でしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。講義も面白く、グループワークでは他業種や学生の方と話せて楽しかったです。
- マーケティングについて実際に聞き、勉強できる貴重な機会をいただけて本当に良かったです。続きをぜひ実施していただきたいと思いました。
- 今までMBAを身近に感じることはなく、とても斬新で面白い企画だと感じました。
- 少なくとも私自身は体験したことのない有意義な場でした。ありがとうございます。
「学びは社会に出てからも続いていく」ことを改めて実感し、参加者の満足度も高く、次回開催を期待する声も多く寄せられました。
ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。
今後もECCAでは、地域における学びとキャリア形成を支援する取り組みを進めてまいります。